立教での多様な経験とつながりが
「人と向き合う力」を高めてくれました。
三菱重工業株式会社 長澤 智恵さん
2019/12/03
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
法学部を卒業し三菱重工業株式会社で仕事をされる長澤 智恵さんからのメッセージです。
朝から夜までキャンパスで過ごし多くの人と関わった学生時代
大学時代はオープンキャンパス(OC)スタッフ、マンドリンクラブの練習、メディアセンターでのアルバイトと幅広い活動に取り組んでいて、朝から夜までキャンパスにいるような学生でした。その中でもOCスタッフの学生チーフを務めたことは強く心に刻まれています。当時、学生のスタッフ数は150名ほどで、そのような大きな組織やイベントを運営するのは初めての経験でした。研修を行い、みんなの意見に耳を傾け、各自に仕事を割り振り…そんな中、私の言葉ひとつでスタッフの意識が変わり、それがOC来場者の反応にも伝播する瞬間を目の当たりにし、世界が大きく開けました。あの経験によって「一人ひとりと向き合う」という大切な力が養われたと思います。
全員により良い環境をつくるため一人ひとりへの働きかけを大切に
三菱重工業に入社して10年。経営管理、CSR、広報とさまざまな部署を経験させていただき、現在は人事を担当しています。三菱重工グループの製品は、船、飛行機、インフラを支える発電システムやプラントをはじめ、大勢の人の連携なくしては完成しないものばかり。技術系、事務系、いろいろな分野の社員が力を合わせています。部署やポジションによって仕事内容も異なるため、たとえば働き方ひとつ取っても正解はありません。人事としてそのような違いを理解するためにも、一人ひとりを知ることがまず重要だと思うので、挨拶をする、時間を守る、メールは必ず返すといった本当に基本的なことですが、日々の積み重ねを大事にしています。
学生時代、自分と異なる人と協働した経験が今を支えている
人事や広報の仕事を通して、年齢もキャリアも部署も異なる社員と話をする中、「違いを越えて人と人をつなぐものは何か」ということを考えるようになりました。ものづくりへの責任や情熱、いろいろあると思いますが、私はやはり毎日のコミュニケーションを大切に相手との信頼を育んでいきたい。今後も経験を重ねながら、自分が蓄積してきたものをトータルで活かせる仕事ができれば嬉しいですね。大学時代、入学センターの職員の方とともにOCを運営するなど、自分と異なる立場の人と協働した経験が、多様な人の中でも臆せず仕事ができる自分につながっています。人生で大切な4年間を、あの温かな雰囲気のキャンパスで過ごせて本当によかったです。
※本記事はリクナビ進学に載せた記事をもとに再構成したものです。記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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プロフィール
PROFILE
長澤 智恵さん
法学部法学科/2009年3月卒
※出身学部学科は卒業当時のものです
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