地域社会を支える中小企業。
その夢実現の伴走者としてともに歩み続けたい。
神奈川県中小企業団体中央会 竹内 沙希子さん
2020/04/30
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
コミュニティ福祉学部を卒業し神奈川県中小企業団体中央会で仕事をされる竹内 沙希子さんからのメッセージです。
震災後にボランティアを経験し地元企業がもつ力に気づいた
大学2年生になる前の春休みに起きた東日本大震災。自分にできることはないかと、大学の正課外活動で被災地支援ボランティアに参加し、陸前高田市のみなさんと出会ったことで私の世界は変わりました。「一日も早く工場を再建し、社員の暮らしを安定させ、さらに新たな雇用を生むことで、まちに賑わいを取り戻す」。苦難の中、そんな信念をもって前に進み続ける地元の中小企業。
「誰かを支えるため」「生きていくため」、大人もこどもも関係なく奮闘する住民の方々。その強く真摯な思いにふれて地域コミュニティへの意識が芽生え、地元のために汗を流す人々や中小企業を継続的に支えていきたいと思ったのです。私の仕事の原点はここにあります。
「誰かを支えるため」「生きていくため」、大人もこどもも関係なく奮闘する住民の方々。その強く真摯な思いにふれて地域コミュニティへの意識が芽生え、地元のために汗を流す人々や中小企業を継続的に支えていきたいと思ったのです。私の仕事の原点はここにあります。
「喜びを分かち合う」喜びがこの仕事の支えであり、宝物
勤務先の神奈川県中小企業団体中央会は、県全域の中小企業?小規模事業者の支援を行う団体です。一口に支援といっても、困っていることや実現したいことは企業によってさまざま。この課題にはこの解決法という正解もなく、それぞれの最適解を見つけるには知恵も時間も必要です。でも、だからこそ企業のみなさんと喜びを分かち合うこともできます。
たとえば、販路開拓をめざす企業の展示会出展を支援する際は、私も会場でお手伝いをさせていただくのですが、商品が注目を浴びたり、商談のきっかけがつかめると嬉しくて。
商品誕生までの苦労を知っているぶん、喜びも膨らむんです。こうした経験は仕事の支えであり、宝物でもあります。
たとえば、販路開拓をめざす企業の展示会出展を支援する際は、私も会場でお手伝いをさせていただくのですが、商品が注目を浴びたり、商談のきっかけがつかめると嬉しくて。
商品誕生までの苦労を知っているぶん、喜びも膨らむんです。こうした経験は仕事の支えであり、宝物でもあります。
アドバイザーではなく伴走者として歩み続けたい
思えばこの仕事は、中小企業のさまざまな「夢を共有できる」仕事といえるかもしれません。こういう会社に成長したい、こんな商品を開発したい、という熱い思いに直にふれ、微力ではありますが夢実現のためのサポートをさせていただける。それだけでなく、企業と専門家や、企業同士を結びつけることで魅力的な事業や商品が生まれ、それが地域の活性化にもつながっていくのです。
今は専門家の方々のお力を借りながら課題の解決を図っていますが、今後はもっと知識を増やし、解決の手立てを自ら提案できるようになりたい。アドバイザーではなく、指導者でもなく、伴走者として中小企業のみなさんと共に歩み続けていくことが、私の夢であり目標です。
今は専門家の方々のお力を借りながら課題の解決を図っていますが、今後はもっと知識を増やし、解決の手立てを自ら提案できるようになりたい。アドバイザーではなく、指導者でもなく、伴走者として中小企業のみなさんと共に歩み続けていくことが、私の夢であり目標です。
※本記事はスタディサプリ進路に載せた記事をもとに再構成したものです。記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。
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プロフィール
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竹内 沙希子さん
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科/2014年3月卒
※出身学部学科は卒業当時のものです
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